ルーヴル・ランス アルミとガラスの美術館

ルーヴル別館 ランス アルミの外観 木々の反映 雲と青空

2つ前の記事、廃鉱 11/19 ランスの街で の続きです。
2012年、パリから電車で1時間ちょっとの街 Lens・ランスに華々しくオープンしたルーヴル美術館の別館、ルーヴルランス美術館に行ってまいりました。
アルミの外観が外の景色と溶け合って不思議な光景です。

ガラスのエントランス

ガラスのエントランス。
設計は日本の建築家、妹島和世氏と西沢立衛氏のSANAA。

時のギャラリー ルーヴル別館 ランス 

「時のギャラリー」
作品を壁にかけておりません、という画期的な展示方法で。
紀元前3500年前から19世紀までの美術品を、地域別に分けることなく時系列で陳列してあります。

ランス ルーヴル別館 時のギャラリー エジプト

始まりはエジプト・メソポタミア・ギリシャ、ローマ・・
大展示室の奥に行くまでに6000年近い人類史を辿ります。
ガラスケースにはフレームがなく、展示室全体に透明感というか解放感?が心地よく広がります。
展示品はパリのルーヴル美術館の収蔵品より、定期的に入れ替わります。

ルーヴル別館 ランス アルミの壁 反映

壁のアルミが柔らかく反射して幻想的。
カメラを構えた図が、、ボケている曖昧さもいい空気を作ります。

ルーヴル別館 ランス アルミの壁 天井より自然光

天井から調整された自然光が入り、中の空気もふわっと柔らかく。
目に優しく、美術館特有の視神経がピリピリするような疲れを感じさせません。
古い宮殿などを美術館に改装する場合には、このような光の調整は難しいのでしょうね、
計算しつくされた採光であります。

ルーヴル別館 ランス 地下の収蔵庫 ガラス超しの展示

地下に降りて、収蔵品の管理庫をガラス超しに。

ルーヴル別館 ランス 薔薇の帝国展

特別展の「薔薇の帝国」、19世紀のペルシャ芸術展(すでに終了いたしました、)
千夜一夜物語の世界であります、華やか。

ルーヴル別館 ランス 薔薇の帝国展

薔薇の・・というとおり、花模様の描写がうっとりするほど綺麗で、

ルーヴル別館 ランス 薔薇の帝国展

もう一枚。

ペルシャ王ガナーセロッディーン 蛇腹カメラ 1860年代

これはですね、ペルシャの王様ガナーセロッディーン(1831‐1896)のカメラだそうです。1860年代のもの。(ペルシャはほぼ現イランです)

ルーヴル別館 ランス 廃鉱跡を生かした庭園

ランスはもと炭鉱の町、この美術館は廃鉱の跡地に建設されました。
その思い出も庭園に組み込まれています。

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今日のルーヴル美術館 

ルーヴルガラスのピラミッド ジャポニスム 2018 浮遊する空位の玉座 名和晃平

ルーヴル美術館では今、ドラクロワ展、そして日仏友好160周年を記念してのジャポニズム2018(2018.7月~2019.2月)のイベントが始まっています。
ガラスのピラミッドに「 Throne 浮遊する空位の玉座」名和晃平氏の作品です。

ドラクロワ展 民衆を導く自由の女神

ドラクロワ展は今月23日まで、ギリギリで駆け込んでしまいましたが、思ったほど混んでおらず助かりました。(終了日まぢかは避けましょう)
巨匠の大作をぶっち切り申し訳ないのですが、一番人気で人の波が絶えず、の図。

ドラクロワ展 高校時代のノート ナポレオンのデッサン

大企画展はこういうサブストーリーが面白く。高校時代の学校のノートだそうです。
これがのちのち展示されるなんて、ご本人は思ってもみなかったことでしょう。
イラストはナポレオンだそうです。

ドラクロワ展 北アフリカの旅行 デッサン手帳

こちらは北アフリカに旅行した時のデッサン手帳、さらさらっと色を効かせて。

ドラクロワ展 墓地の孤児

もう一枚、かの有名な「墓地の孤児」目のすぐ前で目の高さで、もう細かい所まで凝視してしまいました。

感無量、こういった巨匠の大企画展は一生のうちに何回出会えるかわかりませんから。(展示が諸外国の大都市を廻ったりもしますけど、遠出をしない範囲で、ということで。)

ガラスのピラミッド 名和晃平 浮遊する空位の玉座 ジャポニズム2018

最後にもう一枚、Throne を。

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レオナールフジタのカメラ ライカ IIIf

レオナールフジタ展 マイヨール美術館 氏所有だったライカ

春前のパリの街はフジタ展のポスターで埋め尽くされました、→ Expo Foujita
レオナール・フジタ 藤田嗣治氏、1910~30年代のパリ画壇の寵児と言われた日本人画家の展覧会です。
先日 会場のMaillol 美術館に行き、そしていろんな意味でやられたー、とポーっとして帰ってまいりました。
絵画は大作も揃っております、ぜひ展示会場で実物を直接に、とおすすめいたします。

レオナールフジタのポートレート 猫と一緒

会場の巨大ポートレート、ブツッと切ってしまってごめんなさい。
(持っていくレンズを間違えました、)

会場を回りながら 半端じゃない洒落者 この言葉に尽きました。
あの時代(1910年代)に洋行して画家を目指す、設定がすでに次元違いですから。
ここまでキレたカッコよさ、モテたんだろうなあ・・
そして次々と現れる歴代の「彼女たち」の美女っぷり(絵、写真、動画)にも眩暈がしました。

レオナールフジタ所有だったライカ フジタ展 マイヨール美術館

展示されていたフジタ氏のカメラが気になりまして、
LEICA IIIf おそらくこちらだろうと。1950年からの製造です。
調べたらライカは20年代から今のコンデジに近い型のカメラを作っているのですね。
同時期に蛇腹カメラ Kinax babyなども存在していましたから、この辺の開発競争はどんな風だったのでしょう?(勉強します、、)

実は拝読している磯守航史郎氏のブログ http://phi-grid.com
こちらでこの Leica IIIf についての大変詳しいレポートを読むことが出来ます。実際に所有されていたそうです。

フジタ展 マイヨール美術館 猫1924年

・・・絵を一枚だけ、日本風の面影を見せる猫。

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