港の廃ドック Honfleur

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 荷揚げ橋

港町 Honfleur オンフルールの続きです。
街のツーリストインフォメーションで地図をもらった時、運河の反対側に広大な
{La zone industrielle 工業地帯}が広がっていることに気が付きました。
「すみません、工業地帯は進入禁止区域でしょうか?」
「幹線道路は公道ですけれど、各工業ブロックは一般には公開されていません。」

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 朽ちた荷揚げ用の橋

「公道から写真は撮っていいでしょうか?」
「・・・境界の橋周辺がフォトジェニックかもしれませんが・・(〇付け)」
なぜか迷いのある担当さんからもらった地図の〇地点に旧荷揚用ドック
海に注ぐ運河にかかっています。隣には工業地帯が広がります。
{次回あたりで書きますが、この辺の事情はあとでとんでもないことになります、、、}

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 荷揚げ用の橋の廃墟

着けば、あ、この気配を感じていたんですね、廃墟の匂い。(都合の良い鼻
進入禁止」低層の橋は公道ですが、上層は、、そもそも階段も全朽ち。

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 荷揚げ用橋の廃墟

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 川底 廃品

橋そばの川底、観光局の意に沿えないかもしれませんが、画像に残したかった景色。

オンフルール 工業地帯の運河 ショベルカー

奥が海になります。

オンフルール 旧荷揚げドック 古い建物 落書き Je t'aime mon ange

橋横のかつては何の建物だったのでしょう、落書きは「愛してるよ、私の天使」下の緑色の文字は判読不明。

オンフルール 工業地帯 赤レンガの倉庫 少年

赤レンガの倉庫跡でしょうか。


古都ペリグー Périgueux

カテドラルサンフロン ビザンチン式 ドームの屋根

2つ前の記事でガロローマ時代の遺跡巡りについて書きましたが、
その遺跡を見に行ったペリグー Périgueux の街の写真をまとめました。
フランス南西部ドルドーニュ県の県庁所在地、人口は3万人。
その中心地にそびえるカテドラルサンフロン。(Cathédrale Saint-Front)
12世紀の建立です。珍しい丸いドームの屋根はビザンチン様式。(4世紀からの東ローマ帝国  *首都は現イスタンブール*  のスタイルです。)

カテドラルサンフロン 鐘塔

鐘塔。
カテドラルは1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。
この称号は最近話題になっていますね、悪い方にですけれど。
でも美しさにかわりはなく。

カテドラルサンフロン 

カテドラルサンフロン

カテドラルサンフロン ジャンヌダルク像

ジャンヌダルク様に冷たく見下ろされ。上(天)を向いていない彼女の像は珍しいかも。
1431年にキリスト教会の異端尋問によって火炙りにされましたが、復権が決まり列聖されたのが20世紀、以後フランスの教会の多くがジャンヌダルクの像を置いています。
(でも彼女にとっては憤懣やる方ないんじゃ・・?)

カテドラルサンフロン 教会内 椅子

バリエール城の廃墟 ユグノー派による破壊 chateau Barriere

こちらは廃墟・バリエール城。( Château Barrière )建設は12世紀~。
ユグノー戦争(1562~1598)=フランスのカトリック派とユグノー派(プロテスタント)がぶつかった戦争で、ユグノー側に破壊されました。

バリエール城 廃墟 窓 chateau barriere

バリエール城 廃墟 中庭 chateau barriere en ruine

中庭(アクセス不可)に転がる円柱が・・

バリエール城 廃墟 猫2匹

廃墟の真ん中にたたずむは・・

バリエール城 廃墟 猫2匹

望遠レンズで捕獲。

ガロローマ時代の城壁遺跡 地震で崩れた

バリエール城は、ガロローマ時代の城壁遺跡を利用して建てられたそうで、あ、城壁遺跡の写真もあったなと、市内の別の場所です。
これは1783と1784年に起こった地震で崩れたままの状態とのこと。
(フランスにも地震はあったのです、)

ペリグー市 旧市街中心部 美容院の看板

旧市街中心部、古い建物が続きます。
この看板は美容院。その奥のオブジェは・・

ペリグー旧市街中心部 鍛冶屋の看板 はさみのオブジェ coutellerie Favie

鍛冶屋であります、1885年より営業中。

ペリグー旧市街中心部 古い建物の通り

ペリグー市 旧中心部 階段通路 街灯

ペリグー市 旧市街中心部 古い建物の通り


ラピュタの島 猿島(横須賀)

横須賀 猿島 トンネル三差路

時空をちょっと前後いたしますが、今夏の日本滞在中、神奈川県横須賀市の「猿島」へ
行ってまいりました。
東京湾に浮かぶ自然島で、幕末から第二次世界大戦まで現役の要塞島として機能していたそうです。日本軍の施設が廃墟としてそのまま残り、その姿がジブリ映画のラピュタの雰囲気を持つと聞き、ずっと行ってみたかった場所です。

横須賀 猿島 行きのフェリー甲板 向こうに猿島全景

横須賀中央駅から徒歩15分で桟橋へ、フェリーのチケットを買い航行時間は10分ほど。
けっこう近くにある島なんですね。

猿島 横須賀 ビーチ

島にはビーチ、BBQの施設などもあります。右手もっと奥が横須賀港になります。

猿島 横須賀 海軍港の標識柱

海軍港、かつては一般の立ち入り禁止地区だった期間も長いです。

猿島 横須賀 ジャングル状態の島内

島全体がうっそうとしたジャングル状態。現在は無人島。

猿島 横須賀 苔の石垣 

苔が光によって色を変えて、

横須賀 猿島 トンネル 石垣 日本軍の倉庫跡

山を掘って通路をめぐらしてあるため、海上からは軍施設が見えない仕組みです。
でも第二次大戦は空からの攻撃が主でしたので、その特性も過去のものに。

猿島 横須賀 旧日本軍 要塞跡

旧日本軍の兵器庫などがあちこちに残されています。

猿島 横須賀 旧日本軍 要塞跡

横須賀 猿島 旧日本軍 トンネル

横須賀 猿島 旧日本軍 トンネル 子供二人

トンネルは常に神秘的、入る??

猿島 横須賀 旧日本軍 トンネル レンガ造り フランドル式

猿島 横須賀 旧日本軍 トンネル レンガ フランドル式 

猿島 横須賀 旧日本軍 要塞跡

猿島 横須賀 偵察台 仮面ライダー ショッカー基地

偵察用の施設のようです、こちらは仮面ライダーの映画撮影時にショッカーの基地という設定にされたこともあります。

猿島 横須賀 旧日本軍 トンネル

猿島 横須賀 旧日本軍 砲台跡

旧砲台跡。

猿島 横須賀 海岸 岩

猿島 横須賀 フェリー甲板より 島全景

帰路再びフェリーの甲板より。島全景であります。


旧製紙工場の廃墟

旧製紙工場 廃墟 建物の間 ツタがからまる

廃墟です。
久しぶりに心の震えを感じた撮影でした。
以前から<絶対に潜入しよう>と決めていた場所なので、
今回ついに夢が叶って感無量です。

旧製紙工場 廃墟 柱だけ残った建物 屋根はなし

潜入・・といっても侵入禁止をうたわれているわけではなく、
ロープや鉄柵でくくられているわけでもなく、
全然簡単に潜り込め・・、勝手に入っても大丈夫なようでした。

旧製紙工場 廃墟 屋根がない ツタがからまる ガラスのない窓

屋根が飛んでしまっている一棟です。

旧製紙工場 廃墟 植物に覆われる壁 小さな階段 ドアは朽ちている

不安になる階段。

旧製紙工場 廃墟 植物に覆われた入口 有刺鉄線

有刺鉄線もあることはあるのですが、ちょっと無視させていただき、
(要不推奨)

旧製紙工場 廃墟 植物に覆われた壁 ガラスの内窓 ドアが朽ちている

旧製紙工場 廃墟 ドアと窓の残骸 ジャングル化

建物の中も外もジャングル化しています。

旧製紙工場 廃墟 部屋 床が抜けている 朽ちた材木 朽ちたドア

ここに踏み込んではいけませんね、必ずや底が抜けます。

旧製紙工場 廃墟 ガラスのない窓が開いている 植物に覆われている

最後に開けたのは誰?

旧製紙工場 廃墟 朽ちた床 木材が散乱 半地下の明かり取りの窓

朽ちた床や壁の木材が散乱。
下の窓は半地下の明かり取りと思われます。

旧製紙工場 廃墟 暖炉の跡 朽ちた木材が散乱

暖炉です、床は抜け落ちていますね。

旧製紙工場 廃墟 朽ちたドアの跡 朽ちた木材が散乱

かつてのドアの跡。

旧製紙工場 廃墟 朽ちた窓が二つ 上階の横木

上階の床を支えていた木材がまだ辛うじて、

旧製紙工場 廃墟 朽ちた木材の残骸

旧製紙工場 廃墟 朽ちた窓 植物が入り込む

旧製紙工場 廃墟 朽ちた木材 奥に窓

旧製紙工場 廃墟 地下室

地下室もありました。
このへんで妙に熱っぽくなり。
興奮しての知恵熱か、何かの霊気を拾ってしまったのか。
(いえ、ただの更年期かと。)

旧製紙工場 廃墟 外部階段 植物に覆われている 落ち葉

急いで地表に上がります。

旧製紙工場 廃墟 倉庫 窓ガラスが全部割れている 外はジャングルのよう

大きな倉庫のような建物です。

旧製紙工場 廃墟 倉庫 抜けた天井 ビニールがぶら下がる 鉄骨の骨組み

ヴァイオレンス映画でしたら、この天井から人質が吊るされ、
身代金もしくはブツが運ばれてくるのを待つシーンとなります。
いよいよクライマックスも近いですね。

旧製紙工場 廃墟 外壁に枯れた寄生植物

死んでしまった寄生植物。

旧製紙工場 廃墟 崩れた建物 屋根は無し 鉄の窓枠のみ残る

旧製紙工場 廃墟 外壁 朽ちた窓 植物に覆われる 抜けた屋根

旧製紙工場 廃墟 トロッコのレール

製紙の材料や完成品などを運んだトロッコのレール。
この町には14の製紙工場が隣り合うように設立されていました。
ヨーロッパの製紙産業は14世紀くらいから始まり、この町では
18~19世紀に盛んだったそうです。

旧製紙工場 廃墟 岩の壁 赤いツタ 古い工具

当時は古い布を清涼な川の水でふやかし、水車で叩いて紙を作っていました。
古い布は町々を回収業者が回って集めていたそうです。
やがて蒸気機関が開発され、木の繊維から紙を作る技術も進み、
工場は1950年代まで営業が続きましたが、それ以降は次々と閉鎖。

旧製紙工場 廃墟 川沿いの工場 煙突 屋根のない建物

大きな川沿いに建てられています。
紙を作る際にきれいな大量の水が必要だったことと、出来上がった
製品を船に乗せて、海沿いの貿易港まで運ぶためでした。

旧製紙工場 廃墟 工場横の大きな川 土手は緑の木で覆われる

場所は・・もったいぶって載せません、ごめんなさい。