4件前の記事レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年inクロ・リュセ城の続きです。
そのクロ・リュセ城から400mほど離れたアンボワーズ王城、夕闇の中の城壁塔。
(写真をクリックすると拡大写真がポップアップで出てきます)
ロワール川沿いの崖の上に建つ要塞を起源に持つお城です、多くの歴代フランス王の
居住城でした。(ヴァロワ家とブルボン家の王は全員)
敷地は広大ですが、お城そのものが小さいかな?と(後出の写真で納得、)
この城の主の一人、フランス王フランソワ一世(1494-1547)は、イタリアの天才芸術家
をアンボワーズに呼び寄せ、潤沢な資金を与えて芸術活動を支援しました。
当時ダヴィンチは63歳、そして彼はわずか3年後に病死してしまいます。
「まだやり残したことが多すぎて・・」と悔やみながら亡くなったそう、、
(凡人は死に際に何を悔やめばいいのでしょう??)
敷地内のサンテュベール礼拝堂の中に埋葬されています。
その礼拝堂入口、彫刻の繊細さにポーっと。(レオナルドの作ではない)
お城が小さい?? という疑問の答え、この説明図の黒い部分が現存する居住城、
赤い部分が消失した箇所。
アンリ2世(后と愛妾とアンリ2世展)の時代には城内に雇用者含めて1万人、
というのがやっとピンと来ました。残ったのは八分の一くらい?
こちらは「会議の間」、右の青い百合の布の椅子は王座の複製。
フランソワ一世は国内を短いサイクルで移動しながら統治していたのだそうで、
滞在はもちろん各地の王城、11778日間の在位中、8000日を旅行に費やしたとか。
重労働ですね、同行従者も大変。
城下町はツーリストで賑やかでした。今年の観光はやっぱり気合入ってます、
「レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年」 街の入口の時計塔。
夕闇に沈む城壁とレオナルド・ダ・ヴィンチの眠る礼拝堂を見上げて。
ルーヴル美術館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」は10月24から2月24まで開催予定。
お読みいただきましてありがとうございます。
ブログランキングのリンクをクリックしていただけますと励みになります。
インスタグラムにもご訪問くださいませ。instagram merumo.colors
スポンサーリンク