パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編

パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 ヘルクラネウム

パリ大学医学部の医学歴史博物館の第二部です。
世界史の中のエピソードとリンクする展示品が何点かありまして、そちらを探って
参ります。

まずは比較的ソフトな写真から、、といいますのも、後でやや刺激的な写真と
エピソードが出て参りますので。

上の写真の医療器具は、西暦79年、古代ローマの都市、ヘルクラネウムのもの。
79年・・79年ってなに?? 地名を検索するまで分かりませんでした↓↓
このヘルクラネウムは、ヴェスヴィオ火山の噴火=A.D79、でポンペイと共に火山灰の
下に埋もれた街、そちらから発掘されたものだそうです。
(クリックするとポップアップで拡大写真が出てきます)

パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 ルイ14世 痔の手術具

こちらは、太陽王ルイ14世(17世紀~、ヴェルサイユ宮殿を建てたフランス王)の
「痔」の手術で使われた器具です。。。
執刀医のフェリックス氏は手術成功の褒美に、多額の報酬と広い領地を授かります。
その際「痔」が世間で一躍話題となり、今で言うと「バズる」という状態ですね、
それで、ルイ14世の主治医ディオニス氏は、
「痔を患っていることを隠している者は多いが、何ら恥じる必要はない。」
と公言したそう。
でも後世に痔の手術器具まで公開されるとは、、王も思ってもみなかったでしょう。

パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 ナポレオン検死解剖

こちらはですね、皇帝ナポレオン一世の検死解剖に使われた器具、
1821年、幽閉先の英領セントヘレナ島で主治医のアントマルキ医師により行われ
ました。
ナポレオンの死因は毒殺を含む諸説がありまして、今もはっきりしておりません。
アントマルキ医師も疑われたことがあったようですね。

パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 ワーテルローの戦い フランス軍従軍医

こちらはそのナポレオンが大敗したワーテルローの戦地から発見された
フランス従軍医の鞄。医学のシンボル「蛇杖」が付いています。
革の細工も美しい。

この次の写真は、ちょっと刺激が強いです。

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パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 ナポレオン三世

イタリアの自然派医師(?)マリニ氏が、ナポレオン三世(ナポレオン一世の甥)に
贈ったテーブル。
くるぶしから下の足、4つの耳、輪切りにされた背骨、脳、肺、肝臓などの臓器が石化
したもので飾られています。。。
喜んでもらえたのでしょうか?? でもいきなり送りつけた訳ではないでしょうし。

パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 イサーク・ティチング 日本人模型

こちらはですね、「日本人模型」18世紀後半
オランダ人外科医のイサーク・ティチング氏が日本から持ち帰った資料の一つ。
説明書きを見た瞬間「えっ・・」という声が出てしまいましたが。

ティチング医師は日本の長崎出島のオランダ商館長も務め、初の「日本学」
としての多くの情報を欧州に伝えた方であります。
この模型は針治療のツボの位置が示されているもの。

パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 ゴッホの主治医 ポール・ガシェ医師

画家ゴッホのファンの皆様へ。
こちらはホメオパシーの薬箱、持ち主は画家ゴッホの晩年の主治医、
ポール・ガシェ氏。
鬱、精神病の治療を多く受け持った医師で、ゴッホを看取ったのも彼です。
ゴッホは彼の肖像画を何枚か残しています→「医師ガシェの肖像」

この次の写真に「蛇杖像」の写真が出て参ります、苦手な方はご注意を、

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パリ大学医学部・医学歴史博物館・世界史とのリンク編 nikonD800 フランス生活色彩の記録 蛇杖

階段を降りながら手を付いた先に蛇杖の装飾。
ギリシャ神話に出てくる名医「アスクレピオスの杖」

薬学のマーク、杯に巻き付いた蛇は「ヒュギエイアの杯」
ヒュギエイアは、アスクレピオスのお嬢さんなんだそうです。
フランスでは薬局の看板としてお馴染みです。

Musée d’Histoire de la médecine

(チケット売り場ではクレジットカードは使えませんので)

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