美しい壁画のある小さな教会 au Périgord

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会

私たち家族の故郷であるペリゴール地方(フランス南西部)にある小さな
モンフェラン村 (Montferrand-du-Périgord、人口180人)、
その村の外れにあるこれまた小さな聖クリストフ教会、
(L’église Saint-Christophe )
建立は12世紀、ロマネスク建築のカトリック教会です。
上の写真がほぼ全スペース、というくらいの本当に小さな教会なのですが、
その佇まいと内壁を埋め尽くす色鮮やかな壁画に不思議な魅力を感じさ
せる場所です。
近くを通るたびについ寄ってしまって、もう十数年のお参り歴?
オットも私も大好きな教会です。

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 月の壁画 ロマネスク教会

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 太陽の壁画 ロマネスク教会

子供たちは「太陽と月の教会」と呼んでいます。

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 太陽の壁画 ロマネスク教会 最後の晩餐

こちらはキリスト教の最重要シーン「最後の晩餐」

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会

この場面が何なのかちょっとわかりません、どなた(聖人)でしょう。

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会  聖ルカ(Saint Luc)の牡牛

聖ルカ(Saint Luc)の牡牛。
新約聖書の「ルカによる福音書」の著者とされる人物で、しばしば牡牛のシンボルで表されます。牡牛は労働のシンボルでもあります。

聖レオナルドウス 聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会

「Saint Léonardの奇跡」6世紀に活躍し、多数の病人や怪我人を救ったとされる
聖レオナルドウスが、虜囚を解放している図と言われています。

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会 ラテン語

書かれている言葉はフランス語でなくラテン語です。

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会 イエス

教会前面の壁中央のイエス様。

聖クリストフ教会 フランス ペリゴール地方 壁画 ロマネスク教会

広大な畑(タバコ・トウモロコシなど)の真ん中にポツンと、民家からも
遠く、旅行者どころか参拝者に会うこともまずありません。
前回脇の路上でトラクターに乗る農家のおじさん二人とすれ違ったのですが、
東洋人のおばさんがカメラを抱えてウロウロするのが奇妙だったのか、
あきらかに驚いていましたが、にこやかに挨拶をしてくれました。

こちらで上げた写真は、まだ全壁画の3分の2くらいでしょうか。
もし奇跡のように(交通不便な場所ですし)近くを旅行されるような
ことがありましたら、ぜひお訪ねいただきたい教会です。

住所
L’église Saint-Christophe de Montferrand-du-Périgord
D26 24440 Montferrand-du-Périgord – France


日本でのBCG予防接種の跡

日本のハンコ予防接種 BCG 接種痕 左上腕 少女

娘は日本生まれで、生後5か月の集団検診時にBCG予防接種を受けました。
左上腕に残る  3X3X2 の接種痕、今もかなりはっきりと残っています。
写真で見えますでしょうか?

フランス生まれの息子はBCGをいまだに受けていませんので、さっき
慌てて調べてみました。
一応フランス本土の子供たちへの接種は「義務」ではないそうです。
ただし、パリとその近郊は悪い意味での国際都市ですので、当然
「病原菌」も国際色豊かに蔓延しています。
なので、首都圏に限っては「BCG予防接種を強く勧める。」と1ランク
下げたレベルで勧められています。

今回調べてわかったことですが、BCGはフランス語の名前だったんですね、
(無知とは、、)
Bacille de Calmette-Guérin
20世紀初頭に、フランスの「パスツール研究所」の研究員カルメット氏と
ゲラン氏が開発した結核の予防接種で「カルメット・ゲラン桿菌
の略だそうです。

BCG接種痕 娘 1歳未満 東京 

こちらの写真は、娘が1歳弱の時の写真ですが、まだ痛々しいですね。
オットが接種後の跡のあまりの醜さに、「いったいどういうことだ!?」
と憤慨したのを覚えています。「こんな跡、今まで見たことない。」
フランスのBCGは普通の一点の注射ですので、跡は残りますが小ぶりです。
私のBCGの跡も一点の直径7mmくらいの昔のタイプのものです。

あの「ハンコ式」と呼ばれる日本の接種用具は日本独特のものだそうで、
その効果もよく読みましたが、
でもやっぱりこれだけ大きな跡が残るのは悲しいです。
こちらでも「あら、何の跡??」と聞かれることがあります。

娘はたいして気にしていませんが、
(写真でムッとしているのはそのせいではありません。)
人に聞かれたら、
日本の予防接種の跡、日本生まれの記念スタンプみたいなもの~、
と説明したら、と言ってあります。

余談で、
フランスで「パスツール」と発音しても全然わかってもらえませんでした。
ほら、化学者で生物学者のパスツール、「えっ誰だって??」
ワクチンを作って、ほら研究所も有名で、「あっ・・パスターのこと?」
Pasteur、パスターと発音したほうが通じやすいと思います。