奇岩高原 (フランス中央高地)

monpellier le vieux 奇岩の連なる山

ちょっと時空を飛びますが、この8月に行った先史時代の巨石文化 メンヒルの里の旅の続きです。
フランス南部にある中央高地( Massif central ) の中にある奇岩の連なる高原地帯
Monpellier le vieux モンペリエ・ル・ヴュウに行って参りました。

monpellier le vieux 壁のように連なる奇岩 モンペリエルヴュウ

2億年前のこの辺は熱帯の海底で、サンゴなどの堆積物が固まって石灰岩を作っていったのですが、地殻変動によりピレネーやアルプスが盛り上がっていくと同時にこの辺りも地表に押し上げられました。石灰岩は柔らかいために水(河川など)に侵食されやすく、今現在はこんな状態に。(標高800m~1000m)

モンペリエルヴュウ monpellier le vieux 侵食された奇岩

モンペリエルヴュウ monpellier le vieux 蛙の形の奇岩

ある形に見える岩もあり、当然名前などもつくわけでして、これはいわずもがな。

モンペリエルヴュウ 鷲の形の奇岩 monpellier le vieux

これはライオンだったかしら、鷲だったかしら・・

monpellier le vieux モンペリエルヴュウ 侵食された奇岩

モンペリエルヴュウ 侵食された奇岩

ここ一帯はアヴェイロン県の管理公園としてハイキングコースも整備されています。アップダウンも少なく、コースの長さもレベル別に分かれているので気軽に歩けます。靴もスニーカー以上で大丈夫、ワンピースをたくし上げてワシワシと歩く私。

モンペリエルヴュウ 木の根が這うハイキングコース monpellier le vieux

でもこんなかんじの所もありますので。

monpellier le vieux モンペリエルヴュウ 奇岩

モンペリエルヴュウ 奇岩 monpellier le vieux

la grotte d'aven armand  アヴェンアルマン鍾乳洞窟 モンペリエルヴュウ

石灰岩といえば鍾乳洞窟、有名どころが複数個所ありますよ。
今回潜ったのは アヴェンアルマン鍾乳洞窟 地下100m、パリのノートルダム寺院がすっぽり入るほどの大空洞に数百本の鍾乳石の列柱が連なります。

モンペリエルヴュウ 奇岩の続く山脈 monpellier le vieux

monpellier le vieux モンペリエルヴュウ 奇岩の続く山

モンペリエルヴュウ 奇岩の続く山 monpellier le vieux


フィリップⅡ世王のパリ城壁 左岸編

un dimanche a paris ある日曜日のパリ 左岸のレストラン 店内にフィリップⅡ世王の城壁の塔

昔のパリにはかつて城壁が築かれていた時期がありまして(複数回)、フィリップⅡ世王(1180-1223 在位)が築いた壁の遺跡は今も街のあちこちに見かけることが出来ます。
それらを一度グルッと廻ってみたいと思い、今回はその一部を写真に撮って参りました。

ちょっと時代背景の説明を短く、、
12世紀から15世紀、フランスとイングランドの間では下心満載な政略結婚が繰り返され、領土の奪い合いがグチャグチャな、いえもうモザイク状の国境線を描いていました。
(その〆は百年戦争でイギリスとフランスはほぼ今のような形でキレイに別離。)

で、フィリップⅡ世王ですが、この王はイングランドのプランタジネット朝(互いに近親者ばかり)との間で土地の分捕り合いに励み、ほぼ今のフランス全土(+)を手に入れます。その彼が「パリをもっと守らなきゃ。」ということでこちらの城壁を築いていったわけです。

上の写真は左岸にある素敵なレストラン、ご覧の通り城壁のが店内に残されています。
この「ある日曜日のパリ」という可愛らしい名前のレストランについてはまたあとで。

18世紀に書かれたフィリップⅡ世王のパリ城壁の図 白黒

この地図は18世紀に描かれた城壁の図です。(参考Wikipedia)
パリの中心部をグルッと、丸い印は塔、四角い部分は壁です。
真ん中の島がシテ島、左端の四角い部分が二つ重なったところはルーヴル宮です。ルーヴル宮そのものが街を守る要塞でありました。印付けちゃって申し訳ないんですが、これが今回訪れたポイントです。(正確さに若干不安、)

フィリップⅡ世王のパリの城壁跡 アンシエンヌコメディー通り 地下駐車場

6区 Rue de l’Ancienne Comédie にある地下駐車場に残る壁と塔です。
徒歩用の扉は出入り自由なのですが、いえ、、気が引けました。暗がりでカメラを抱えてウロウロと、かなり異様に見えたことと思います。見学希望の方は車上荒らしに間違えられないようにワイルドな恰好などは避けた方がよろしいかと。

フィリップⅡ世王のパリ城壁 遺跡 クロヴィス通り

5区の Rue Clovis に保存されている壁の一部。

フィリップⅡ世王 パリ城壁の跡 デカルト通り アパート入口

5区 Rue Descartes のこちらの扉の奥には壁の一部が通路として使われているそう。でも見ていただける通り一般のアパートの出入り口になっています。道の向かいでカメラを持ってウロウロ「住民の方がドアを開けたら、ちょっと写真を・・とお願いしてみようかな、」でも向かいの店員さん二人がこちらを見てホラホラ☜みたいに笑ってきたので
去り際の1枚。

フィリップⅡ世王のパリ城壁跡 カルディアヌルモワーヌ通り 消防署

こちらは Rue du Cardinal-Lemoine にある消防署に残された壁の一部。
よくぞ取り壊されずに。
このすぐ近くにある郵便局には、奥の部屋にアーチ型の門が綺麗に残されているそうで訪ねてみました。小包担当の職員さん「あ、ありますよ、月に1日だけ公開しています、次回来てくださいね!」とにこやかに対応され、ええぜひに参ります。

サンジェルマン大通り パリのフィリップⅡ世王の城壁跡 壁の跡に建てられた大変に狭い建物

こちらは城壁跡に建てられた大変に狭い建物、壁の幅そのままにです。
( Bd Saint-Germain )壁がまだ存在した時期に両側のアパルトマンが建てられて、壁撤去のあとに押し込むように造られたようですね。

サンタンドレ広場 パリ6区 雨の石畳

冒頭の写真のレストラン Un Dimanche À Paris はこの石畳の続くCour du Commerce Saint-André(6区)にあります。広場というより一本の通り、おしゃれなレストランやブティックが並びます。(余談で、パリは細いヒールの靴に向かない街です、というのがおわかりいただけるかと。)

レストラン un dimanche a paris 前菜 フヌイユとオレンジとバジリックのサラダ

前菜のフヌイユとオレンジとバジルのサラダ、夏らしい爽やかさ。

レストラン un dimanche a paris メインの子牛

メインは子牛、濃厚なソースでいただきました。

レストラン un dimanche a paris デザートのケーキ レッドベリーの乗ったチーズケーキ

こちらのお店はもともとパティスリーから始まったそうで、お隣のブティックには宝石のようなケーキが並びます。お店のお姉さんに「どれがあなたのお好み?」という面倒な質問をして「どれも好きなんですけど、、(ソレハソウデスヨネ)これかしら。」とレッドベリーの乗ったチーズケーキをすすめてもらいました。
Un Dimanche À Paris

パリシテ島 コロンブ通り フィリップⅡ世王の路上の城壁跡 

こちらはシテ島(ノートルダム寺院がある島です。)の Rue de la Colombe 路上に残る壁の跡です。環状の壁からは外れていますが、セーヌ川からの海賊の侵入を防いだものかと。説明プレートも何もないのですが、他にも外国からのツーリスト二組と一緒に歩いてみたりしました。みなさんどこで情報をもらったのかしら、ちょっと聞いてみればよかったと。(自分はフランス語のwebで見つけました。)
では右岸編はまた次回に続きます。

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パリのヒンドゥー寺院 ガネーシャ祭

ガネーシャ寺院 パレード 上半身裸の男性陣

昨日8月27日にパリの18区にあるヒンドゥー寺院で、象の顔を持つガネーシャ神のお祭りがあるということで行ってまいりました。

temple ganesh パリのヒンドゥー寺院前 たくさんの拝観者

こちらがお寺であります。パリの普通の建物の一角に祀られているようです。
今日は信者さんたち優先ですから拝観は次回にと。
入口には大量の靴が・・土足厳禁であります。

路上に祀られたガネーシャ神 お供え物 人通り カラフルな飾り

路上にもガネーシャ神。商業・学問・財産などの神様だそうです。
福の総合神というかんじでしょうか。

通りの人通り ガネーシャ神 路上の飾り

サリーのインド人女性がたくさん 路上の人通り

数本の通りを埋め尽くすインド系の人たち、サリーをまとった女性陣が華やかなこと。
東南アジアのインドタウンでは見慣れた光景でしたが、ここフランスでも見るとは正直思っていませんでした。フランス国内のインド系の人口はそれほど多くないと思います。
イギリスには多いと思いますけれど。

サリーを着た女性陣 路上の華やかな飾り

マシンガンを抱える警備の警察

もちろん厳重な警備に守られて。
残念ながらフランスでは日常の風景となりました。(お疲れ様です。)

ヒンドゥー教の山車が2台 人混み

山車がふたつ見えてきました、でもとにかく人が多くて歩けない、、

ヒンドゥーの山車の中に座る男性 伝統装束

山車の中にはこの祭りの重要どころといった雰囲気の男性が。眼光するどい、、

ヒンドゥー教の山車に座る男性 果物のデコレーション

信者の持ち寄るお供物を管理されているようでした。

ヒンドゥー教 寺院前のパレード

寺院前ではこれもまた華やかなパレードが、

ヒンドゥー教 寺院前のパレード

サリーを着た若い女性 後ろ姿 サリーのお店の前

びっくりするような美女とすれ違うこともしばしば、(後ろ姿で残念?)
彼女たちのジャスミンの花の髪飾りは通りで売られていました。
私もさっそく一束を、いい香り!
街にはサリーやキラキラのインドジュエリーのお店が軒を並べています。
インド料理レストランももちろんたくさんあって、ここには食べに来たことがなかったのですが(18区は若干怖い印象のある地区なので、)ぜひ次回はゆっくり訪れてみようと思います。

パリ ガネーシャ寺院ホームページ