「コンクリートの詩人」による教会建築

ルアーブル サンジョゼフ教会 タワー 内部より見上げる ステンドグラス 鉄筋コンクリート

港町ルアーブルのサンジョゼフ教会です。
鉄筋コンクリート製で着工は1951年、中心部タワーの高さは110mもあります。
「コンクリートの詩人」と呼ばれる建築家オーギュスト・ペレ&工房による設計、しかしペレ氏は完成を待たずに1954年に逝去、彼の最後の作品になりました。

ルアーブル サンジョゼフ教会 タワー内部 ステンドグラス 鉄筋コンクリート

・・・・・

ルアーブル サンジョゼフ教会 外見 下より

外見はこんなふうで。
ルアーブルは第二次世界大戦中にドイツからの占領軍に支配され、1944年のノルマンディー上陸作戦に続く連合軍の奪回作戦中に大被害を被りました。主にイギリス空軍からの爆撃により街はボコボコにされ、街全体の8割が損壊してしまったとか。

素人考えでも、それってどうなのかしら??と思いますが、やはり今では「あの作戦は失〇だったのでは・・?」と言われているようです。

ルアーブル サンジョゼフ教会 祭壇

中央の祭壇。

ルアーブル サンジョゼフ教会 祭壇 オブジェ 戦災のイメージ

祭壇前のオブジェです、先の大戦の街の記憶に見えます。
戦後は即復興に取り掛かるわけですが、街はいったん更地にしてしまった方が早いくらいの惨状だったので、基盤からのやり直し。
前世紀初頭からコンクリート建築で名を馳せていたオーギュスト・ペレに新市街地の設計をまかせることに。

ルアーブル サンジョゼフ教会 照明

照明。

ルアーブル サンジョゼフ教会 タワー内部 鉄筋コンクリート製 

もう一枚・・もうどれだけ長く見上げていたことでしょう。
(他にお客さんいなかったので大丈夫、良アングルは譲り愛。)

ルアーブル港 運河 街並み

ルアーブルの運河にかかる橋より。
ペレ氏が描いたコンクリートの街並みが続きます。
中央右のタワーがサンジョゼフ教会。

ルアーブル 街並み コンクリートのアパート群

街並みは碁盤の目状。歩いていると、ここはフランスかしら? という気分になるのが不思議。建物のせいもありますが「道路がキレイなんだよ、ゴミが落ちていない。」あっ。

丘の上から見下ろすルアーブル港

小高い丘の上から見るルアーブル港。
左寄りにサンジョゼフ教会のタワーが見えます。

夜のルアーブル港 ドック

夜のルアーブル港のドック。
ギリギリ許してもらえる撮影でしょうか・・対岸からです。(前記事にくわしく、笑)


Gouzouを追いパトカーに追われ ルアーブル

JACE GOUZOU ルアーブル ストリートアート

今回のノルマンディー旅行の拠点にした、フランス第二の港 Le Havre ルアーブル。
昨日触れましたが、ちょっと問題を起こしまして、街の紹介の前に書いてしまいます。

上のストリートアートはルアーブル所縁のアーティスト Jace 氏によるもの、
小さな天使のような少年のようなキャラクターの名前は Gouzou

ルアーブル 海

ルアーブルの港には広大な工業地帯と貨物施設が広がります。
これは対岸の街中から撮ったもの。

街のあちこちにGouzouは潜んでいるのですが、工業地帯にも大きな作品があるらしい・・それではぜひにと湾岸の幹線道路(公道)を車を走らせてウロウロしておりました。

ルアーブル jace gouzou ストリートアート

これはとてつもなく大きな円筒に描かれたもの。3メートル平米くらいのサイズ。

ルアーブル

工業地帯の進入禁止ではないエリアでデッサンを見つけてはキャッキャウフフの図。
途中で・・・黒い小さな車が私たちを追い越し、建物の隅で停まっているんですよ。誰も降りてはきません、ちょっと奇妙なかんじがしたので近づかないようにして、あいかわらずデッサンを見つけては駆け寄っていました。この写真は一番上に載せたデッサンの近くでしたね、その車は微妙に移動しながら常に視界の中にいました。私たちと同じ見学者か・・しら?

ルアーブル ストリートアート jace gouzou

倉庫の壁に描かれたもの。可愛い!と大はしゃぎ。

そのままズンズン車を進めていたら、後ろからサイレンの音がしまして、あら、何かしら? オットが急に脇に寄せだしたので、えっもしかして私たち??!!

パトカーが2台、ポリスが3名、
「工業地帯は撮影禁止なんですよ、記録を消してもらえます? 身分証明書を。」
ど、どうぞ消して下さい、と言いましたら「あ、信用してますんで、ご自分で、笑。」

Q フランス全土の工業地帯が厳しく撮影禁止ですか?
A はい、進入可の区域も、写真禁止マークが付いていなくても駄目なんですよ。
  港の貨物施設も禁止です。

写真を消しながら、ああ~ Jace の可愛いデッサン・・と嘆いたら、
「あああ、その可愛いデッサンはいいですいいです、残しておいて構わないですっ。」
若くてイケメンのお巡りさんたちは常に笑顔で優しく対応してくれまして、特にメインで接してくれた方はブレードランナー2049のレプリカント刑事(ライアン・ゴズリング)にソックリで。(だから?)
すみません、ご迷惑をおかけしました、と深く謝りました。

思えば、あの車はやっぱり私たちを監視していました、でも警察車両ではなく港の関係者と思います。それで通報してパトカーが出動、私たちの車を探したのでは?と。
しかし東洋人のオバちゃんと少女がカメラ抱えて走りまくっている、怪しいというより・・ヘンですね。

その後オットと「港や工業地帯は危険物質やら国際貨物あり、テロ対象だしね、」
私の国籍がもし・・例えばイ〇ン、いや今なら北〇鮮とかだったら、
うわー、連行されたかしら、。

gouzou jace 写真集 中国のレストランの壁のストリートアート

購入した Jace 氏の写真集、世界30か国以上の壁に Gouzou を描いています。常に現地の警察に追われながら・・だそうです。(左はパトカーに描いちゃってる。)


港の廃ドック Honfleur

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 荷揚げ橋

港町 Honfleur オンフルールの続きです。
街のツーリストインフォメーションで地図をもらった時、運河の反対側に広大な
{La zone industrielle 工業地帯}が広がっていることに気が付きました。
「すみません、工業地帯は進入禁止区域でしょうか?」
「幹線道路は公道ですけれど、各工業ブロックは一般には公開されていません。」

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 朽ちた荷揚げ用の橋

「公道から写真は撮っていいでしょうか?」
「・・・境界の橋周辺がフォトジェニックかもしれませんが・・(〇付け)」
なぜか迷いのある担当さんからもらった地図の〇地点に旧荷揚用ドック
海に注ぐ運河にかかっています。隣には工業地帯が広がります。
{次回あたりで書きますが、この辺の事情はあとでとんでもないことになります、、、}

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 荷揚げ用の橋の廃墟

着けば、あ、この気配を感じていたんですね、廃墟の匂い。(都合の良い鼻
進入禁止」低層の橋は公道ですが、上層は、、そもそも階段も全朽ち。

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 荷揚げ用橋の廃墟

オンフルール 工業地帯の運河の旧ドック 川底 廃品

橋そばの川底、観光局の意に沿えないかもしれませんが、画像に残したかった景色。

オンフルール 工業地帯の運河 ショベルカー

奥が海になります。

オンフルール 旧荷揚げドック 古い建物 落書き Je t'aime mon ange

橋横のかつては何の建物だったのでしょう、落書きは「愛してるよ、私の天使」下の緑色の文字は判読不明。

オンフルール 工業地帯 赤レンガの倉庫 少年

赤レンガの倉庫跡でしょうか。