砂の行商人

marchand de sable ハーブティ クリッパー社 カモミール スペイン甘草 ラベンダー

本日のフランス語講座。(初回にして最終回です)

こちらは「 Marchand de sable・砂の行商人 」という名前のハーブティ。
Marchand が行商人で、sable が砂であります。(発音はマルシャンドサーブル)

レトロ風味なパッケージが可愛いです、中に入っている乾燥ハーブは、
カモミール・スペイン甘草・ラベンダー。
安眠効果のあるハーブ揃いで就寝前にいただきます。

<フランス語での奇妙な言い回し>
「Marchand de sable est passé・・・あら、砂の行商人が通ったようね、」

眠くなった子供たちが目をこすりだすと、
・・・砂の行商人が撒いた魔法の砂が目に入った・・・
これは、もうベッドに入る時間だよ、という合図なんだそうです。

ということでいいんだよね?とオットに確認したら、
「もうそんなこという親も少ないってば。」・・・

marchand de sable クリッパー社 ハーブティ ティーバッグ

この砂を撒いて子供を・という寓話はヨーロッパのあちこちで伝承されているようです。
ドイツでは「Sandmann・ザントマン」、そのまんま「砂男」ですね。
日本には「砂かけ婆」がいましたね、いやあの人は悪戯目的だったかな?あれ?鬼太郎の盟友だったでしょうか。

下の写真はフランスの子供番組「 Bonne nuit les petits・お休み、子供たち」に出てきた熊のぬいぐるみと砂の行商人です。白黒TVの時代から繰り返し製作された人気シリーズでした。夜のニュース番組のあとに始まって、熊と子供たちのやり取りの終わりに砂の行商人が黄金の砂を撒いていく・・・オットも小さい頃によく見ていたそうです。
Bonne nuit les petits  Merci pour l’image.

bonne nuit les petits フランスの子供番組 砂の行商人 熊のぬいぐるみ 操り人形

ハーブティ エレファン 象の形のティーポット 販促品

ハーブティ(フランス名 Tisane )ついでに。
このティーポットは、20年位前のハーブティメーカー ELEPHANT のオリジナル。
切り取った象のマークを3箱分+100フラン(だったと思います)の小切手を郵送すると送ってもらえました。オフィシャルサイトを見たら今もこのサービス続いているんですね、おしゃれな象のコレクションがたくさんあります。
http://www.elephant.fr/mes-theieres


ガロローマ時代の神殿と円形闘技場

フランス ドルドーニュ県 ペリグー市 神殿の遺跡 ヴェゾヌの塔

歴史巡りの旅  inフランス南西部、今回はガロローマの遺跡を訪ねて参りました。
これはドルドーニュ県(ラスコー洞窟でも有名)の県庁所在地ペリグー市にある
不思議な姿の建物、
ガロローマ時代の神殿遺跡「ヴェゾヌの塔・La tour de Vésone 」であります。
建設は1~2世紀、高さは24.50m、円の直径は17.10m。

フランス ドルドーニュ県 ペリグー市 ヴェゾヌの塔 神殿 遺跡

もともとこの辺りはケルト系民族が住んでいた土地で、古代ローマ人はこの地を
「ガリア」と呼んでいました。
はい、そこでカエサルのガリア戦記( 紀元前 58~51 )ですね、読んでませんが
ガリア人(ケルト系人)の抵抗虚しく、ガリアの地はローマ人に侵略されていきます。
ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスが紀元前16年、この現フランス南西部を手に入れ行政区画に励みます。あれやこれやでローマ式が押し付けられましたが、ガリア人も先住の底意地を見せまして・・

フランス ドルドーニュ県 ペリグー市 ヴェゾヌの塔 神殿 遺跡

下から見上げて、圧巻であります。
そしてこの街は Vésone・ヴェゾヌ(ラテン語で Vesunna )と名付けられました。
その名前はガリア(ケルト文化)に由来するこの土地の守護女神のものなんだそうです。
そしてこの神殿に祀られていたのはそのケルトの女神様、でも建物はしっかりとローマ式。これぞガロローマ文明と呼ばれる二つの文化の融合技であります。

フランス ドルドーニュ県 ペリグー市 ヴェゾヌの塔 神殿 遺跡

上のレンガの飾りを望遠で、キレイに残っています。
その当時の建物の様子はこちらの再現図で↓

illustration du fanum et du forum de Vesunna - JC Golvin by mediolanum-santonum.fr   
illustration du fanum et du forum de Vesunna – JC Golvin
by mediolanum-santonum.fr     Merci pour les images!↑↓
上下のイラストは↑こちらのサイトからお借りしました。
神殿のかつての姿はこんなふう、まわりの回廊がなくなり、円筒の部分が残ったのですね。↓

illustration du fanum et du forum de Vesunna - JC Golvin by mediolanum-santonum.fr   

by Sité musée Gallo-romain Perigueux Dordogne

上の写真は、神殿の真後ろにあるローマ式の街並みの邸宅発掘現場。
そのままの姿でミュージアムに収められました。
壁画も保存状態が良くて彩色も綺麗に残っています。
ガロローマンミュージアム・ペリグー
by Sité musée Gallo-romain. Merci pour les images! ↑↓

by Sité musée Gallo-romain Perigueux Dordogne

上は当時のヴェゾヌ(現ペリグー市)の再現模型。右上に古代ローマ式の円形闘技場が見えます、現物が・・今でもあるんです、こちらです↓↓。

フランス ペリグー市 一世紀建立 円形闘技場の遺跡

完成は1世紀後半、140m x 116m の楕円形で、観客収容数は2万人ほど。
廃墟となってからは建物の石材に切り出されたりして、残っているのはほんの一部です。
右の通路アーチはコンクリートで補強済み、下をくぐれます。

フランス ペリグー市 円形闘技場 遺跡 一世紀建立

フランス ペリグー市 円形闘技場 遺跡 一世紀建立

1週間前のローカルニュースで、ペリグー市議会がこの11月末にこれらの歴史的建造物保護のための特別予算会議を開くことを伝えていました。
もう朽ちるにまかせて・・といった風情ですから。

フランス ペリグー市 円形闘技場 一世紀建立 遺跡

アーチの部分の石組、2000年前です・・

フランス ペリグー市 一世紀建立 円形闘技場 遺跡

闘技場内側は市民公園になっています。


カタルーニャの発泡ワイン フレシネ

Freixenet  白とロゼのボトル 緑の庭 ハロウィーンのかぼちゃ

こちらはスペイン・カタルーニャ産のスパークリングワイン「Freixenet」
フレシネの白とロゼです。(隣のミニカボチャはハロウィンの残り、)

力強い喉越しで爽快で華やかでって・・美味しいです、、
詳しい方、ご解説お願いいたします。
日本ではサントリーさんが輸入代理店だそうです。
こちらのサイト、サントリー・フレシネで日本名の方を覚えました。

Freixenet 白とロゼのボトル

ところで、大騒ぎとなったカタルーニャの独立問題でありますが、フランスのニュースではもちろん、連日長い時間を使って細かく伝えられています。

過去記事でオットの故郷、現在のフランス南側にあたるオクシタニアについて書き散らかしましたけど、再度簡単に説明します、、
歴史上長い間、フランス南部からモナコ、イタリアの上一部、スペインの上一部は、オクシタン語(ヴァージョン有り)を話すオクシタニアと呼ばれるひとつの地域でした。

カタルーニャ語とオクシタン語はそっくりな言語で、両地域は同じ自治領だった時代もありました。(この辺りは国境線が激しく書き換えられました。)
なので今でもフランス南側の人々にとっては、カタルーニャも含むこの地には深い思い入れがあるそうです。

ゆえ、この独立問題には胸がザワつくそうで。

バルセロナはオットの故郷から車で半日強、またバルセロナに行きたいね~、
でも、ニュースを聞くたびに微妙な気持ちになります。

フランス オクシタニアの旗 フォワグラ店の前で翻る

カタルーニャに入ると「カタルーニャ独立旗」が街のそこらじゅうに!といった勢いではためいていますが、
フランス・オクシタニア圏でも「オクシタニア旗↑↑」が盛んに翻っていますから、
こういった民族的な気概は今も根強く残っているのだなあ、と感じます。

車のキーホルダー オクシタニアの紋章

誰のキーホルダー??、オクシタニアの紋章です。

かの地の独立問題はどうなるんでしょう???
カタルーニャ大変だろうなあ、いろんな物を無くしつつあるなあ、、、
と思いフレシネをちょこちょこと買っております。
下は昨夜の一本、semi-seco 半辛口、ほんのり甘くてついつい飲み過ぎました。

Freixenet プレミアムカーヴァ 白ボトル premiun-cava  carta-nevada

Freixenet semi-seco フレシネ 白 半辛口

フランスのハロウィーン カボチャ市 

これはハロウィーン前のカボチャ市での写真。
フランスではハロウィーンはまだまだ新しいお祭り、カボチャ市も新顔なんですが、ここ数年で定着しましたねー。

フランスのハロウィーン カボチャ市

現在のハロウィーンはフランス北西部に強く残るケルト文化に起源があるらしい、という事ですけれど、そのケルトの地ブルターニュ地方にはブルトン語という独自の言語が生きています、これもまた調べていくと面白いんです。