巡礼地のグルメ料理

フランス南西部 カベクーチーズのサラダ

欧州のキリスト教巡礼の旅といえば、フランスからスペインの西端にある聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かうルートがあります。
全行程を数年かけて歩く、という強健な巡礼者もいらっしゃいますが「今年はここからここまで一ヶ月で、」というふうに区切りながら距離を伸ばしていくスタイルが多いようです、いろいろな年代の方を見かけますよ。

compostelle recettes du chemin コンポステーラ巡礼の旅 写真集 レシピ集の本

こちらはその巡礼地の街々の名物郷土料理のレシピ集&写真集。

コンポステーラ巡礼地のレシピ本&写真集

コンポステーラ巡礼地 レシピ本 ウサギのプルーン煮

これはオットの故郷フランス南西部の料理「ウサギのプルーン煮」
ウサギもよく食卓にのぼります(ピョンと!)鴨、子羊、猪、鳩、鹿、雉、ジビエもよく食べられていますね、あと蛙とかエスカルゴ・・
南西部にはフォワグラとトリュフの世界一の産地がありまして、世界三大珍味のうち二つを押さえているような土地柄ですから、食に関しては非常に積極的なのは言うまでもなく、ホントに食道楽の極みといいましょうか、ちょっとビックリしますよ。

フランス南西部名産 山羊乳のカベクーチーズ

で、一番上の写真のサラダはそのレシピ本より。フランス南西部の名産、山羊乳のカベクーチーズをのせて焼いた田舎パン+炒ったヘーゼルナッツ+シェリーワインビネガー+ヘーゼルナッツオイル+ミックスハーブのサラダ。

コンポステーラ巡礼地と図 フランスとスペイン

コンポステーラ巡礼の地図をお借りして。フランスからは大きく四本の旅路、
我が故郷・南西部に集中して通っています。

コンポステーラ巡礼地 コンク村 アヴェロン県 フランス 教会の写真

いくつかの巡礼地には車で訪れたことがあります。
こちらはConques コンク村。南西部アヴェロン県にある重要な聖地、10年前にオットと訪ねました。山間の静かで美しい村でした。

コンポステーラ巡礼地 コンク村 アヴェロン県 フランス 修道院中庭 夜

コンクでは教会の修道院に泊まりまして、シンプルながら雰囲気のあるお部屋に案内されたのですが・・その写真がありません。
夕食は修道院の食堂で神父様たち、巡礼者の方々と一緒に食卓を囲み、皆さんの旅行話で盛り上がり・・という嬉し過ぎる経験でしたが、あらまた写真がないです。今度行った時にちゃんと撮って参ります。

コンク村 アヴェロン県 フランス コンポステーラ巡礼地

コンク村 サントフォワ修道院ホームページ


ベリーで紅く染めましょう

ミックスベリー 麻布を染める 紅い

フランボワーズ・ブルーベリー・スグリを使って麻布を染めてみました。
凶暴なほどに紅い色、テンション上がります。

手順は簡単で、ベリー類を弱火で一時間ほど煮だし、塩を加え(半リットルで一握り位)
布(綿か麻がよろし、洗って乾かしてあるもの)を入れ、一時間くらい弱火で煮こみます。そして水洗い。
ベリーは冷凍食品のPicard社のミックスベリーを使いました。

ベリーで染めた布 薄紫 黒いビスケット ヘーゼルナッツ 布の端がほつれたまま

縫ってテーブルナプキンにする予定でしたが、ほつれたままの素なかんじもいいかなと、パンバスケットに敷きましょうか。
色は薄紫になりました、これ以上の発色は難しいかと思います。

フランボワーズ、ブルーベリー、スグリのパイ用フィリング

同じくミックスベリーを使って今度は簡単なパイを。
これは冷凍ベリーに砂糖・バニラパウダー・コーンスターチを混ぜてパイシートに
(パットブリゼと呼ばれる柔らかいクッキーのような食感のものが合います)
ダダーと流し込んだ絵です・・・何かが神経をくすぐりますねー。

ミックスベリーのパイ パットブリゼ

端を織り込み、少々の牛乳で溶いた卵を一個、ベリーとパイ生地の上に塗り込みます。
さらに砂糖を全体にパラパラとかけて。
パイの部分が適度に色づくまで焼きまして、

ミックスベリーのパイ 一切れ

酸味のあるフィリングとホロッと崩れるパイ生地がよく合います。


アラブ世界研究所

パリ アラブ世界研究所 ガラスとアルミパネルの外観

パリ5区にある Institute du Monde Arabe、アラブ世界研究所
フランスとアラブ諸国の文化交流を促進するという目的で1987年に開館しました。
アラブ諸国の定義とは・・難しいんですが、主にアラビア語が話される国ということで、現在はアラブ連盟に加盟している20数ヵ国(地域)がこの研究所に参加しています。
(このアラブ連盟というものがその時の国際情勢でメンバーの出入りがあり、今現在は21の国と地域となるようです。)
旅行者の方に人気があるミュージアムではないかもしれませんが、フランスにとってアラブ文化は切っても切れない、避けては通れないものなので(いろいろな意味で、)異文化の混じり具合の一端をぜひ一度ご覧になってください、とおすすめします。

パリ アラブ世界研究所 外観 ガラスとアルミパネル パネルの絞りで外光調整

ガラスとアルミパネルの外観は、アラブの伝統的な窓飾りがモチーフ。
カメラの絞りのような構造で、光の調整が出来るようになっています。
建築家はフランス南西部出身のジャン・ヌーベル氏。

パリ アラブ世界研究所 6基のエレベーター ガラス張り

ガラス張りのエレベーターが六基、最初に最上階まで参ります。

パリ アラブ世界研究所 9階屋上 テラス パリの展望 写真スポット

屋上のテラスよりパリの絶景。これは今年の夏に撮ったもの、
今回も撮ったのですが寂しすぎる色合いになりましてボツ。冬はですねー、

パリ アラブ世界研究所 常設展 15~16世紀のエジプトの旧約聖書 コプト語

では常設展から、15~16世紀のエジプトの旧約聖書、当時エジプトのキリスト教公用語のコプト語で書かれています。そして隣にはアラビア語の訳。
ちょうどこの辺りでガイドツアーのグループとすれ違いまして、コッソリ後をついて解説を聞いていたのですが、学芸員の方が「この大展示室は・・一言で言えばユーロビジョンです!」素晴らしい、キレイなまとめ方。確かに同じ神様を持つユダヤ教、キリスト教、イスラム教が複雑に絡み合った状態の欧州、その大元を垣間見る事の出来る展示物の宝庫です。

パリ アラブ世界研究所 15世紀のコーラン ペルシャ語のコメント入り シリア・アフガニスタン付近

こちらはアラビア語で書かれたコーランなのですが、一行ごとにペルシャ語のコメントが赤文字で入っています。15世紀の現在のイラン・アフガニスタンの国境近くのもの。
(両国ともアラブではありません、難しい、、。)

パリ アラブ世界研究所 2~3世紀のシリアパルミラ遺跡の彫像 ヘレニズム文化の影響

これは最初のほうの展示物なのですが、2~3世紀のシリアのパルミラ遺跡より。
ギリシャのヘレニズム文化の影響のあるレリーフ、墓石の一部だそうです。
シリアは2011年にアラブ連盟の加盟資格を停止されているんですね。(あ、また複雑、)

パリ アラブ世界研究所 チュニジアの花嫁衣裳

華やかにチュニジアの花嫁衣裳。

パリ アラブ世界研究所 アラブ文化の装飾品

アラブ世界の様々な装飾品の展示。

パリ アラブ世界研究所 オリエントのキリスト教2000年の歴史展 ギリシャカストリア13世紀のイコン

今回訪れたのは特別展の「オリエントのキリスト教徒・2000年の歴史」のため。
いやもう圧巻でした、そしてこのミュージアムがこんなに混んでいるのは初めて見たかもしれません。こちらはギリシャの北部、カストリアの13世紀に造られたイコン、エジプトのアレキサンドリアのキリスト教司教 Georges de Cappadoce(4世紀)が描かれています。

パリ アラブ世界研究所 オリエントのキリスト教2000年の歴史展 エジプトのキリスト教説法書 10世紀

こちらは10世紀エジプトの説法書、イエスに授乳するマリアの図。言葉はコプト語と思いますが、すみません、資料が確認出来ません。
私の写真などを並べてもなんですのでこのくらいで。とにかくオリエント(古代ローマから見て東方)のキリスト教とその他の宗教との複雑なやり取りを残す資料がわんさかと出ています。この特別展のコマーシャルスポットです、43秒。(2018年1月14日まで開催)

アフガニスタン料理 Kootchi  前菜 アフガン風サラダ

この研究所を出たあとは異国情緒でぼーっとしてしまいますので、
そんなときに嬉しいレストランがあります、出口から坂を上がってすぐ近く。
アフガニスタン料理 Kootchi、40 Rue du Cardinal Lemoine 75005
アフガニスタンはアラブではないんでしょう!?!?
すみません、そこを言われるとつらいんですが、同じくイスラム教の強い国ということでお許しください。(怒られそうだ、)
ここはパリの日本語情報誌オブニー・パリで知ったのですが(Ovniさん、いつもお世話になっております。)こじんまりとしたレストランで、パリでは珍しいアフガン料理、どのお皿も家庭的で丁寧に作られていて嬉しいのです。
これは前菜のアフガン風サラダ、不思議なスパイスがかかっています、今まで食べたことのない味わいでした。

パリ アフガニスタン料理 ジャガイモのカレー Kootchi

こちらはジャガイモのカレー、今年の夏に来たときにいただきました。
同じく不思議で複雑なスパイス使い、辛くなく、ひたすら香り高く。
バスマティ米の炊き方がとても上手で、この辺日本人はうるさくなってしまうんですが、ふわっと美味しく炊けていて嬉しくなります。

Kootchi アフガニスタン料理 パリ 鶏肉のスパイスマリネのグリル バスマティライス

これは今回頂いた鶏のスパイスマリネのグリル、美味しそうでしょう?
美味しいんですよー、次回もまたこれをいただきたいです。
スパイスがですね、何の組み合わせでしょう?今度聞いてみましょう。

Kootchi パリ アフガニスタン料理 デザート カルダモンとピスタチオのフラン

デザートはピスタチオとカルダモンのフラン、薔薇の香りが華やか。

アフガニスタン料理 パリ Kootchi 店内

アフガンの伝統小物に囲まれて。サーバーさんがとても親切、そしてランチメニュー(前菜・メイン・デザート)が今どきのパリでは珍しいほどに優しいお値段です。


ビストロひとりランチ

サンラザール駅近く 遅いランチ 古い家具の内装のビストロ

サンラザール駅近く。
ランチタイムに乗り遅れ、15時近くになってしまったので
Non-stopサービスのビストロへ駆け込みました。
向いに雰囲気のある女の子が居て・・でもちょっと遠かったです、

古い家具の内装のビストロ 若いカップル 古いミシンのサイドテーブル

素敵なカップルがいらして隠し撮り。
手前は古いミシンですね。年代物の家具を揃えた内装のお店でした。

本日のおすすめ 子牛のキノコクリームソース

店内暗くて色調整難しく無念・・
本日のおすすめより子牛にキノコのクリームソース。

ビストロひとりランチ

デザートはクレムブリュレで。さて急がないと、


パン・オ・ショコラ パイシート変化その2

チョコレートパン 少女

Pain au chocolat  チョコレートパン、学校帰りのおやつの定番です。
これは近所のパン屋さんで買った物。

前々回に続きパイシートの変化版ということで、板チョコとパイシートで手作り。
どこのおうちもけっこうこうやって作ってます・・多分ね。↓↓↓

パイシート 板チョコ 桃のシロップ漬け

丸いパイシートの上に板チョコ、それだけではあまりに芸がないだろうと、
桃のシロップ漬けをのせてみたり、

パイシート 板チョコ Lindt

チョコは2枚重ね、ご想像どおり濃厚、いえ、かなりしつこいんですが、
くどめの甘さを好むフランス人の味覚に染まると、このぐらい余裕でど真ん中。

パイシート 板チョコ包み

パタパタと包み、

パイシート 板チョコ包み 焼き上がり

180度で10分ちょっとですかね、

パイ包み焼き チョコレート

・・これに抗える人がいるんでしょうか、過激に高カロリーですが。