パリの廃墟・ふたつのサンポール教会

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-des-Champs マレ地区

パリの街角の廃墟です。
マレ地区の一角に残る Saint-Paul-des-Champs教会、残るのはかつての塔の壁だけ、
目立たないので見過ごしてしまいそうな佇まいです。

この場所には7世紀にはキリスト教の礼拝所があったらしく、その次に建立されたのが
こちらの教会、建立年ははっきりせず12世紀中ということです。(15世紀に増築)
(写真をクリックすると拡大写真が出てきます)

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-des-Champs マレ地区

この姿になっても残してあるのがとも言えます。

シャルル5世王(在位1364-1380)時代は宮廷が隣接しており、当時は王族のための
重要な教会
という位置づけでした。人口が密集し、賑やかな地域だったらしいです。
この後ろの敷地には大きな墓地も存在し、多くの貴族やパリ市民も埋葬されていま
した。もちろん土葬でしたので、天候によっては凄まじい悪臭を放ったという記録
があるそうで、(住宅密集地だったので悲惨だったとか、、)

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-des-Champs マレ地区

王族が引っ越していった過程で放棄が始まり、フランス革命中に破壊され、
墓地ごと分割売却されました。
その跡地を整備することなく次々とアパートメントが建てられ(お墓の上!)
忘れ去られていましたが、

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-des-Champs マレ地区

僅かに残る壁の装飾。
20世紀初め、住宅棟の取り壊し中にこの壁が掘り出され、再び太陽の下に。
通りの建物の中には教会入口と塔の階段のステップが残っているそうですが、
私有地なので見学出来そうにありません、残念。

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-Saint-Louisマレ地区

壁に向って右側には、もう一つのサンポール教会 Saint-Paul -Saint-Louis への通路が
あります。奥が扉。(いつも開いているわけではありません)
この通路には瀟洒なアパートメントが並んでいます、2年前に一度載せました、
この夏のパリの小道

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-Saint-Louisマレ地区

お隣のサンポールサンルイ教会です、建立は17世紀、バロック式。
朽ちていった先のサンポール教会(現廃墟)のかわりにこの地区の主要教会に指定
されました。
この界隈一帯が宗教施設の集中していた地区で、この教会にも王族、キリスト教宗派
のややこしい因縁があるのですが、割愛、すみません。
要はこの二つの教会は姉妹、母娘?のような関係です。(教会は女性名詞なので)

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-Saint-Louisマレ地区

お約束の景観。

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-Saint-Louisマレ地区

こちらもお約束の、教会内の写真3枚は小型一眼レフと凡庸なズームレンズで
撮りましたが・・写り悪くないですね。

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会 colors-france.com フランス生活色彩の記録 Saint-Paul-Saint-Louisマレ地区 panasonic-DMC

メトロ1番線のサンポール駅を出てすぐに目に入ってくる紅い扉の教会です。
こちらはライカのレンズを乗せた携帯電話(Huaweiではない)で撮りました、
こちらもけっこう使えます。

インスタグラムにもご訪問くださいませ。instagram merumo.colors

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