ドラクロワ邸の中庭 Musée Delacroix

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毎月第 1日曜日は、パリの多くの美術館が無料開放日としています。
ゆえにこの日のスター級の美術館はどこも大変な混み具合となります。
ですのでメジャーではないけれど、人気がない・・わけではないけれど、
言い訳臭くなりましたが、「通」好みな美術館などいかがかと。

今月の  7日(日)には、フランスの 19世紀を代表する画家、
ドラクロワの美術館
へ行ってきました。( 前回は 10数年前、)

サンジェルマンデプレの住宅街にある画家の私邸、ドラクロワが近所の
サンシュルピス教会の壁画を仕上げるために住み始め、亡くなるまでを
過ごしたアパートが美術館として公開されています。
上の写真のガラス窓の部分が「ドラクロワのアトリエ」です。
彼の作品の多くは世界の著名美術館に所蔵されていますので(主にルーブル)
この私的美術館には、彼の個人的な持ち物や絵具、デッサンなどが展示
されています。
 所蔵品のリストはこちらで。
http://www.musee-delacroix.fr/fr/

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館内は私邸としてはそれは大きなアパートですが、美術館としてはこじんまり
としているので、じっくり見てもそれほど時間はかかりません。
静かな中庭が心地よくて、花や木々をのんびり眺めて座る人も多いです。

中庭からの優しい光が入るこのアトリエで、あのような情熱的で力強い絵を
描いていたのですね。

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表の公道から入ったエントランスの部分です。表通りからはなかなか
見えないパリのアパートの内部構造が見えるのも面白いです。

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そしてサンシュルピス教会の壁画ももちろんセットで見ましょう、
と行ってみたのですが、修理中とのことで覆いがかけられていました。
残念。再公開日は未定のようですが、他の壁画も痛みが目立ち、
黒く煤けて見づらいものも多くあります。
入場料などは当然ありませんから寄付金を多めに入れてきました。
(ドラクロワの大作を無料で公開してくれているのですから。)

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しかしサンシュルピス教会は大きいです、パリではノートルダムに次ぐ
大きさだとか。狭い公道からいきなり現れる姿の威圧感ったら。

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こちらは「ダヴィンチコード」で有名になってしまったパリの子午線
が引かれたオベリスク。
この本の中での「異教の名残りがある教会」と いう表記に
サンシュルピス教会は正式な抗議文を出したそうで。

当時はダヴィンチコードを抱えた観光客が増えすぎて、本のシーンの
ように子午線の床を叩く人などもいて大変だったようです。
今でも「あっここ?」みたいなかんじで覗きこむ人がたくさんいました、
私もその一人(笑)。


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