ウィトルウィウス的人体図の€コイン

ウィトルウィウス的人体図の€コイン レオナルドダヴィンチ colors-france.com フランス生活色彩の記録 nikonマイクロレンズ

こちらはイタリア製の1ユーロコイン、同国の生んだ天才、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」が使われています。
買い物のお釣りでもらったもので、フランスではあまり見かけません。
使用感たっぷりですが、大切に取っておいてあります。

写真はwikipediaウィトルウィウス的人体図よりお借りしました。

このウィトルウィウス的人体図は去年から行われた
「ルーヴル美術館レオナルド・ダ・ヴィンチ大回顧展」の準備で波風が立った作品。

以前の観覧レポでも書きましたが、当初ダヴィンチの生誕500年記念の回顧展を
イタリアとしては「我が国が生んだ天才なんだから、ウチで開催する!」
フランス側は「世界で一番ダ・ヴィンチの収蔵品が多いのはここルーヴル!」
両者譲らず、外交問題になるまでモメました。

(晩年のダ・ヴィンチはフランスでフランス王のもとで活動していました。
過去記事です→) レオナルド・ダ・ヴィンチの墓 アンボワーズ城

この人体図はヴェネチアのアカデミア美術館に所蔵されています。
35㎝X25㎝の薄い紙にインクで描かれたデッサンで、劣化を恐れて現地でも限定的に
しか公開されません。
12月に閲覧した時にはガイドさんが「今、イタリア側と強く交渉を続けています、
もしかしたら年明けにこちらで公開できるかもしれません、まだわかりませんが、」

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これは回顧展後半2月10日に二度目の鑑賞、子供を連れていったときに撮ったもの。
流行り病で世間は恐々とし始めた頃ですが、まだまだ盛況で大変な混みようでした。
(全体を撮れませんでしたー)

子供は日本の国語の教科書で、美術評論家の布施英利氏の
「君は『最後の晩餐』を知っているか」の論文を読んでおり、
「これはお弟子さん(Marco D’oggiono)のもの?ダヴィンチの壁画も見たいなあ、」

母は大昔、この壁画をミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院まで
見に行っております。
院内の旧食堂に入り、壁いっぱいのこの壁画が目に入った瞬間、
「え?うっわ、傷んでる・・」
大修理が1999年に終わりましたが、今のコンディションはどうでしょうか。
(オリジナルに近い状態に戻すことは不可能なのだそうです。)

2月当時の北イタリアは大惨事とよべるほどの状況でした。
今現在もイタリアとの行き来は難しく、いつまたミラノに行けるのかなあ、
と遠い目で。
「いつか一緒に見に行こうね、」と。そんなに遠い街ではないのですよ、
南西部の実家からならパリ、ミラノは同じくらいの距離じゃないかと。

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家宝、ルーヴル渾身の一冊です、内容濃厚に455ページ。

そしてウィトルウィウス人体図はルーヴルに来ることなく、ダヴィンチの回顧展も
最後の方はコロナ禍のために不規則なスケジュールになってしまいました。

この9月にフランスで、
ルポルタージュ「ルーブル美術館の夜―ダ・ヴィンチ没後500年展」↓

が映画館で上映されました。
先日、この作品が日本で1月に劇場公開されるというニュースが入りまして、
ぜひにとお薦めです。

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