エルグレコ展・パリグランパレ美術館

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 聖家族

現在パリのグランパレ美術館で開催中の エルグレコ展に行ってまいりました。
El Greco、 16世紀から17世紀にかけて主にスペインで活躍し、ベラスケス・ゴヤと
共にスペイン三大画家と称される画家です。

・・などなど、あまり説明はいらないですね。
撮ってきたグレコが描いたいかにもグレコらしい魅力的な人物の写真を寄り気味で
載せていきます。

一枚目は「聖家族」
グレコが好んだ色、フューシャ寄りの赤のローブをまとうマリア様が美しいこと。
(クリックするとより鮮明な拡大写真がポップアップで出てきます)

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 聖母被昇天

チケットは完全予約制です。待ち時間の長さと混雑を避けるためなのですが、
それでもこの混み具合で・・と伝えたい図。
この大作は「聖母被昇天」マリア様のローブは同じくグレコの赤で。

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 改悛するマグダラのマリア

「悔悛するマグダラのマリア」
彼女のアトリビュート(その人物と関連付けられる持物)の頭蓋骨と、
キリストの足に塗った香油の壺が左に。
グレコの好んだ細面のお顔、現代にも通じる美少女風ですね。

マグダラのマリアをもう一枚、右の女性です。
青いマントを纏い、死のキリストを抱くのは聖母マリア。「ピエタ」

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 アダムとイブ

アダムとイブの描かれたイコンと言っていいでしょうか、開閉式のもの。
大勢で覗き込んでおります、完全予約制とはいえ、なかなかの混みようで。(疲)

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 ヴェロニカの聖顔布

「聖ヴェロニカと聖顔布」
ゴルゴダの丘を苦しみながら登るキリストに自分のヴェールを差し出し、キリストが
その布で顔をぬぐったその跡が浮かんだ、という言い伝えからのエピソードです。

この布の存在には常に謎が付き纏い、現在は彫像や絵画の中にのみ描かれています。
メル・ギブソン監督のキリストの最後の12時間を描いた映画 Passion の中に
そのシーンがありました。(動画はHDで1分強、かなり残虐な場面もあります、)

右側の記事一覧中の「もう一枚存在したキリストの聖骸布」という記事で、
キリストの亡骸を包んだ布のミステリーについて書きましたので、
よろしかったらどうぞ。(別種の布です)

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 十字架のイエスキリスト

体のひねりと細面がとってもグレコ、このルックスはそうですね、欧州南側?
イタリア・ギリシャにこんなかんじのお顔の男性をよく見かける気がします、
細面で彫りがとっっっっても深く、髪や目の色は濃く。

エルグレコ EL GRECO とは通称で、彼はギリシャ領クレタ島の生まれ、その後
主にスペインで活躍して、その時に使っていた通名なのですが、超訳すれば
「ザ・ギリシャ人」 そんな風に呼ばれるなんて、ちょっと不思議ですね。

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 聖ペトロと聖パウロ

「聖ペテロと聖パウロ」
聖書に手をおろす聖パウロ、聖ペテロは手に天国の鍵を持っています。
印象に残るその手の動き。

*余談*
遠い昔ですが、美術学生時代にグレコが長く住んでいたスペインのトレドの街を
訪ねました。(旅行客シーズンではない冬の2月)
午後一に着く電車に乗り、街に入ったのはいいのですが、街中は人っ子一人おらず
静まり返り、お店もすべて閉まっていてゴーストタウンのよう・・・
寒いわ怖いわで困っていたら、16時過ぎくらいでしょうか、いきなり住民たちが
通りにワーっと現れてきて・・
スペインには「お昼寝・シエスタ」という習慣があるのですよね。
トレドは、グレコが風景画に描いたままの街の姿が残り、グレコゆかりの美術館など
を訪ねました。グレコファンには必訪の地です。

エルグレコ展・パリグランパレ美術館 colors-france.com nikonD800 フランス生活色彩の記録 第五の封印 ヨハネの黙示録

こちらは今回の回顧展のイメージ画にもなっているヨハネの黙示録「第五の封印」
大きく手を天にのばす男性は聖ヨハネ。
その横にいる人物は、血の復讐を求めた、という殉教者たちです。

この殉教者たちのポーズが、ピカソの「アヴィニョンの娘たち」に影響を与えた
のではないかと言われております、ぜひその絵↑↑と見比べてみてくださいね。

展示は2020年2月10日まで、後半はチケットの完売が心配になるかもしれません、
お早めにどうぞ。

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