フィリップⅡ世王のパリ城壁 右岸編

パリ城壁遺跡 シャルルマーニュ高校の壁 崩れかけた塔

前回のフィリップⅡ世王のパリ城壁 左岸編に続きましてパリ右岸であります。
こちらはガイドブックでもよく見かけるシャルルマーニュ高校の校舎の一部となっている城壁です。おそらくパリに現存する壁のなかでは一番大きいものかと。
( Rue Charlemagne 4区 ) 球技場が出来て、ちょっと見通しが悪くなりましたが仕方ないですね。

パリ城壁遺跡 シャルルマーニュ高校 崩れかけた塔

塔が欠けながらも保存されています。(処置はされていると思います。)
「オレの高校の壁、12世紀の城壁なんだぜー!」
今どきの高校生がこんなこと・・言わないわね。

18世紀のパリ城壁の地図 白黒 

こちらも前回に引き続き、18世紀に描かれた城壁の図に印を付けました、ちょっと申し訳ないですが。正確さには自信がありません。(参考Wikipedia)

パリ城壁の塔の遺跡 ロジエ通り ロジエ公園内

こちらはマレ地区にあるロジエ庭園 Jardin des rosiersに残る塔の遺跡です。
以前はお屋敷の一部に(ダイニングルーム)使われていたそうですが、その後また「遺跡」に出戻ったような形でしょうか。この庭園はアパートの中庭なのですが自由に入ることができますし、広くてベンチもたくさん置いてあるのでちょっと静かに休憩を、という時にどうぞ。お昼時は表通りのファラフェルサンド(マレ地区)を買ってこちらで食べている人が大勢います。

パリ城壁の塔の遺跡 パリ信用金庫中庭 タワーの基礎部

こちらはフランブルジョワ通り( Rue des francs-bourgeois 4区)にあるパリ信用金庫( Credit municipal )の中庭にあるタワー。その基礎部分(クリーム色の部分)がフィリップ王の城壁の塔であります。表の入口には警備員の方々が、、「塔を写真に撮りたいんですけど、」というと中に通してもらえました。左下地表に二本の線が見えます、これが壁の跡だそうです。

パリ城壁の塔の遺跡 パリ信用金庫中庭 タワーの基礎部

パリ城壁の遺跡 パリユダヤ歴史博物館 中庭 ドレフュス大尉の像

こちらはタンプル通りにある「ユダヤ歴史博物館 Musée d’art et d’histoire du Judaïsme」の中庭です。(もともとは1644年に建てられたオテル・ドゥ・サン・テニャン Hôtel de Saint-Aignanという建物。)この写真に写る壁面がかつての壁、この建物にあわせて改修装飾済みで元の姿は見えないのですけれど。
前の銅像は世界史に出てくる有名な冤罪事件「ドレフュス事件」のドレフュス大尉(ユダヤ系フランス人)です。

パリユダヤ歴史博物館 ユダヤ人迫害の歴史 資料 ダビデの星のバッジを付けた人々の写真

ユダヤ歴史博物館ではヨーロッパでのユダヤ人についての詳細な資料を閲覧できます。

パリユダヤ歴史博物館 ユダヤ教聖書を保管するトーラー

ユダヤ教の聖書トーラーを収めるケース。礼拝に使う様々な聖具の華麗さが印象に残ります。

パリユダヤ歴史博物館 モディリアニ 肖像画 Lolotte

館内、モディリアニの Lolotte 嬢 の視線が熱い、と自撮り記念。

パリ 現在のサンマルタン門

こちらはサンマルタン門 La porte de Saint Martin です。じつはこの現在の門は17世紀に造られたもの。フィリップ王の城壁にもサンマルタン門はあったのですが、今の門よりもずっと南(同じ路上)に位置しておりました。ですが、当時の雰囲気を見ていただけるようにと載せますね。道の角を曲がったらいきなりどーんと大きな門、最初に見た時はびっくりしました。

パリ 現在のサンドニ門

こちらは現在のサンドニ門 La porte de Saint-Denis、17世紀の建設です。フィリップ王のサンドニ門も今のものよりずっと南側(同じ通り)に建っていました。
この地区は午後の終わりくらいからかなり怪しい雰囲気になりますので、女性の一人歩きはおすすめ出来ません。

パリ サンジャンドラプールの塔

サンジャンドラプール Saint Jean de la peur の塔です。(Rue Etienne Marcel)
この塔の土台がフィリップ王の城壁で、中はミュージアムになっています。今回は入れませんでしたが、↓↓

パリ サンジャンドラプールの塔 フィリップ王の城壁と塔の説明プレート

塔の仕組みと城壁を説明するプレート。

パリ ルーヴル通り パリ城壁の塔の遺跡

こちらはルーヴル通りにある塔の遺跡、かなり目立ちます、ただ色もすすけたままになっていて少し不気味です。これがフィリップ王の塔だと知っている人は実は少ないのかもしれません。写真を見せるとあ、あそこだ、とみんな解るんですけどね。

パリ ルーヴル通りの城壁の塔の遺跡

下からあおって、

ルーヴル宮殿 クールカレ 要塞城時代の古井戸 

フランスの記事をいろいろ読み込んでいたら、ルーヴル宮の後方のクールカレ Cour carré ピラミッド側でなくその後ろの中庭に要塞城時代の古井戸が残されていると。
あれ?そんなのあったかしら・・と見に行ってきました、、、あ、ありました! なかなか気が付けないものですね。